1週間断食に行った時のお話
2016年の2月に伊豆高原のやすらぎの里という施設に断食に行きました。
http://www.y-sato.com/honkan.html
まず3日間はスムージーや具なし味噌汁、お茶のみで、固形物を一切口にしません。
それから4〜7日目にかけて、少しずつ回復食を頂きます。
最後には断食施設とは思えない程のフルコースを頂けます!
断食はもちろん、伊豆に行くのも、1人で知らない方と相部屋になるのも初めてでしたが、
東京駅で新幹線に乗る時に駅員さんと地元が一緒だと発覚したり、間違って他の人の席に座っちゃったのに超丁寧に応対してくれたりと、幸先の良いスタートでした。
よく断食すると頭痛がしたり、体がだるくなったりする、いわゆる断食反応や好転反応が起こったりします。
で、私はというと。
初日に、岩盤浴があったから意気揚々と入ったんですね。
15分ほど入ってたんですが、出た瞬間目の前が真っ暗になりまして。
はい、貧血を起こしました。
よくよく考えてみたら、初日の朝はお茶のみで何も食べてません。
(入所前にそう指示されます)
そこでガンガン汗かいたら…ねえ。
断食以前の問題ですな、こりゃ。
そういえば、入所する時の面談で館長さんに「君ちょっと細いけど大丈夫?」って心配されました。
そこで学びました。
私は動いて食べる方が良い。
動いてってのが重要なのです。
普段運動しませんし。
動いて、お腹を減らして、それからゆっくりとご飯を頂く。
だから、ご飯を食べる時間は決めてなくて、お腹が減ったら食べるようにしています。
断食中はプログラムは色々ありますが、全て自由参加です。
普段仕事をしている時とは違って、時間がゆっくり流れてる感じがします。
あれ、まだ3日目なんだ?みたいな。
病気や怪我で学校や会社を休んだ時、時間が経つのがやけに遅いのと似たような感覚と言えば分かりやすいでしょうか。
美味しいご飯を少しずつゆっくり頂いたり、プロのマッサージを受けたり、ロビーで読書したり。
何かと忙しい現代ですが、そんな感覚を定期的に味わいたいものです。